1 お知らせ

点滴もオムツ交換も着たままOK!「介護用ロンパース」完成。

Fit Wan

こんにちは、Fit Wanです。

前回のブログでは、ヘアレスタイプのシニアわんちゃんのために設計した「ミニチュア模型」をご紹介しました。
今回は、レッスン本番の様子と、完成したロンパースを実際に着用していただいた「その後」のご報告です。

愛情あふれるレッスン風景

今回は、オーナー様にお好みの生地をお持ち込みいただきました。
合わせるファスナーは、Fit Wanでご用意した「両開きオープンファスナー」の中から、生地に合う色をセレクト。

レッスン中、印象的だったのはオーナー様の温かい眼差しです。
じっとしているのが辛くならないよう、わんちゃんの体勢をこまめに変えてあげたり、マナーベルトを優しく交換されたり…。

そんな甲斐甲斐しいお世話の合間を縫ってのミシン作業となりました。
細部に「少しでも楽に過ごしてほしい」というママさんの深い愛情が込められているのを感じ、とても温かい時間が流れていました☺️

デリケートな肌を守る「ファスナーフラップ」

今回のわんちゃんはヘアレスタイプのため、皮膚がとてもデリケートです。
背中開きのデザインは便利ですが、金属のファスナーが直接肌に当たると、冷たかったり痛かったりする可能性があります。
その点、Fit Wanのバックオープンファスナースタイルでは、元々、被毛巻き込み防止用の「ファスナーフラップ」という布のガードを設置する設計にしていることから、こちらを皮膚のガードとしてもご活用いただくことに😌。
金具が直接肌に触れないよう、細部までわんちゃんの身体への負担を最小限にする気遣いを詰め込んでお仕上げされました✨

病院で大活躍!「作ってよかった」の瞬間

わんちゃんの体力を考慮し、ご自宅でリラックスしている時にご試着いただくことにしてレッスンは終了。

後日、オーナー様からこんなに嬉しいご報告が届きました!

「病院の先生や待合室の方々に、とっても好評でした✨」

下記のお写真をご覧ください。

お洋服を着たまま、背中のファスナーを首元から少し開けて、スムーズに点滴を受けています💉

  • 首側から開ければ、点滴がスムーズに
  • 尻尾側から開ければ、マナーベルトの交換がスムーズに

このファスナーは「両開き」なので、

ご希望されていたイメージ通り、わんちゃんに負担をかけずにお世話ができているようです。
「同じように介護でお困りの方の参考になれば」と、貴重なお写真をご提供くださいました。

本当にありがとうございます🙏

「困った」を解決するために、新たな挑戦へ

そして今回、実際に生活してみたことで、新たなご相談もいただきました。

「マナーウェアが必須なので、お尻の穴をなくして、お尻周りも全て覆う形にできませんか?」

確かに、オムツを常時着用している場合、お尻まで布で覆ってあげた方が保温性も高まります。
この「困った」を解決するため、Fit Wanでは現在、その新しい形状を模索・研究中です!🧐

わんちゃんとオーナー様の快適な暮らしにそっと寄り添えるような犬服づくり。

これこそが、FIt Wanの真骨頂だと思っています。

お悩みがある方は、ぜひ一度ご相談いただけると嬉しいです。

この度はご受講いただき、本当にありがとうございました!

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