Fit Wanについて
犬服への想い
なかなか身体に合う市販服がない・・!
ラブラドール、ゴールデンと暮らしていた当時、遊びやお散歩が大好きで、しょっちゅう草むらに突っ込んでいってしまうわんこたちの虫除けや汚れ防止に、ぜひ、ウェアを着てもらいたいな・・と思っていました。かなり毛が抜ける大型犬たちと暮らしていた私にとって、わんこたちがブルブルっとしても毛が飛び散らないようにウェアを活用したいな・・という気持ちもありました。
しかし、市販の服ではなかなか身体に合うものが見つけられず、もしかしたら合うかもしれない・・と思うものがあったとしても大型犬の服なのでまぁまぁ高額・・。買っても身体に合わないかもしれないな・・と思うものをお試しで買ってみる勇気も持てず、「ないならば、作ってしまおう!!」と思い立ったのがきっかけでパターンの研究を始めました。
いまから約17年ほど前のお話です。
わんちゃんにとってのウェアは、被毛飛散防止などのマナーウェアとしての機能だけでなく、汚れやノミダニの付着防止、術後の傷のなめ壊しなどから皮膚の保護したり・・さまざまな場面で有益に活用できるものと思っています。
ただ、身体にぴったりフィットしないウェアは、着心地が悪いだけでなく、ブカブカになった部分が周囲や足に引っかかって危険であったり、わんちゃんにとって負担となるだけのものになってしまいます。
そこで、わんちゃんに負担なくぴったりフィットしたウェアにすべく、身体を細かく採寸して製図する設計方法を確立させ、特許を取得いたしました。
多くのわんちゃんに、身体に負担のない、フィットするウェアを着ることでより快適に過ごしてもらえたら…。
そんな想いで、この犬服Laboを運営しております。
Fit Wan犬服Labo責任者・製図法開発者:小杉 薰
講師/犬服製図法開発者のご紹介
小杉 薫(Kaoru Kosugi)
Fit Wan 代表 / 行政書士
「動物と人が、お互いに心地よく安心して暮らせるように」。
これが、私の活動のテーマです。
わんちゃんも飼い主さんもお互いに快適に過ごせるアイテムとして、「犬服」に着目しました。
被毛の飛散防止、お散歩中の怪我や害虫の付着、皮膚トラブルからの保護などから身体を保護するといった点において、服は、とても頼りになるアイテムです。
しかし、身体に合わない服は、わんちゃんにとって不快なだけではありません。
ダブついた部分がどこかに引っかかって転んでしまったり、動きが制限されて苦しくなってしまったり——思わぬ危険につながることもあるのです。
そこで私は、まず犬の身体のことを正しく知るために、トリマーや愛玩動物飼養管理士の勉強を重ね資格を取得しました。
学んだ骨格の知識などをもとに、「わんちゃんの動きを阻害せずノンストレスで心地よく着てもらえるウェア」づくりを目指し、独自のパターン設計法を開発して特許を取得。
「Fit Wan」として、本当に身体に優しい犬服作りをお伝えしています。
洋裁の経験は、祖母と叔母がドレス製作などを生業にしていたことから、幼い頃から自然と身についたものです。
ニットソーイングについては、17年ほど前に犬服作りに本格的に取り組み始めた当初にレッスンを受けて技術を習得しました。
数多くの失敗を繰り返す中で、「失敗を防ぐテクニック」「失敗をリカバリーするテクニック」を身につけ、現在に至ります。
レッスンでは、その手法を惜しみなくお伝えし、「プロの技」というよりも、「どのようにしたら効率よく失敗を防ぎながら綺麗な仕上がりにできるか」ということに重点を置いてレッスンさせていただいております。
一方で、前職が法律事務所職員であったことから「法的な面からも動物との暮らしをサポートできたら…」と考え、動物法務という分野で活躍されておられる行政書士の方々がいらっしゃると知り、資格を取得しました。
飼い主様の"もしも"の時に備え、遺言や契約の知識で動物たちの未来を守るしくみを考案し、「一般社団法人 承継飼養サポートセンター」を設立。
行政書士資格を活用しながら、将来へのご不安を解消するお手伝いをしています。
身体を守る「服」と、未来を守る「備え」。
この2つで、大切な家族との暮らしをサポートしています。