【CADクラス】「裾がめくれない」ちょっとした理由。
こんにちは、Fit Wanです。
今日は、先日開催した「犬服マイスター養成コース CADクラス【Mac】」のレッスン風景を少しご紹介します。
今回のわんちゃんは、今をときめく大谷翔平選手にお迎えされたわんちゃんとして一躍有名になった「コーイケル・ホンディエ」という種類のわんちゃん。
すでに5歳のわんちゃんなので、先輩犬ですね😆
落ち着いた佇まいがとっても素敵です✨
レッスン中も足元でのんびり。 そんな穏やかな空気の中で、Macを使った製図レッスンが進みました。
基本のTシャツで「精度」を上げる
今回は、犬服製図の基本となる「袖なしTシャツ」の課題です。
まずは製図通りに作り、試着をしてフィット感を確認します。
試着してみると、中々いい感じなのですが… ここからもう一歩、フィット感の精度を上げていくのがこのクラスの醍醐味です。
どこをどう微調整したらいいのかを検証し、製図に落とし込みました。
「裾めくれ」問題
今回は、犬服製図の基本となる「袖なしTシャツ」の課題です。
まずは製図通りに作り、試着をしてフィット感を確認します。
試着してみると、中々いい感じなのですが… ここからもう一歩、フィット感の精度を上げていくのがこのクラスの醍醐味です。
どこをどう微調整したらいいのかを検証し、製図に落とし込みました。
市販の服や他のパターンに関するお悩みの中で、「裾がめくれてしまうのが気になる…」というお話しをお伺いしていました。
実はこれ、「裾周りのライン取り」に理由があるんです。
一般的なパターンでは、脇から裾にかけてのラインが直線的で、角が「鋭角」になっていることがよくあります。
この鋭角な部分が、わんちゃんの動きや身体の丸みに反発して、ペラっとめくれ上がってしまう原因になります。
Fit Wanの犬服製図法では、裾周りのラインが「緩やかなカーブ」を保てるように配慮した設計になっています。
こういった細部まで配慮したライン取りが、着心地とシルエットに大きく影響します。
自然体でいられる服
この理論を取り入れて作ったウェアを着ていただくと… 「確かに、めくれないですね!」 と、納得のご感想をいただけました。
論理的に計算された設計に基づくウェアは、動いてもズレにくく、わんちゃんにとっても心地よく身体に馴染んでいきます。
わんちゃんのリラックスした表情が、何よりの答え合わせですね。
ご受講いただき、ありがとうございました!
